中部磨棒鋼協同組合がまとめた組合員各社の21年12月の磨棒鋼・冷間圧造用鋼線合計の生産は、主力ユーザーであるトヨタの生産ピッチが上がったことなどから、前年比0・6%減の3万878トンとほぼ前年同月の水準まで復調した。稼働日が多かった前月比でも3・4%増となり、二次加工メーカーの繁忙感が強まっている。 トヨタの国内日当たり生産台数は約1万4千...