非木造建築物で鉄骨造(S造)と双璧をなすのが、異形棒鋼など小形棒鋼を用いる鉄筋コンクリート造(RC造)だ。国土交通省の建築着工統計によると、2021年4~11月のRC造着工床面積は前年同期比5・1%減と、13・5%増のS造と対照的な結果となった。ゼネコン間の競争激化で工事請負単価が抑えられる傾向にあるため、担い手不足の根本要因でもある処遇改善...