一昨年10月の菅総理大臣(当時)のカーボンニュートラル「温暖化ガス排出量を2050年に実質ゼロとする。」という日本の方針が宣言されて以降、国内鉄鋼メーカー、特に高炉メーカーはこの鉄鋼生産の根幹を覆す大きなパラダイムシフトに対応するため、抜本的構造変革に挑戦する姿勢を明確にしてきました。もちろんそれまでの、世界の鉄鋼需給環境の変化に対応して、...