――足元の事業環境をどう見ていますか。 「今期は当初から当社事業に有利な環境が続いている。コロナ禍の影響がなくはないが、それを上回る金属価格上昇の影響や需要の盛り上がりで過去最高益を見通せる状況だ。半導体不足などによる自動車減産の先行きがやや気掛かりだが、それほど大きな心配はしていない」 「特に貴金属価格の高止まりの影響が大きい。第2四半期に...