ステンレス協会がまとめた2020年度のステンレス鋼線需給資料によると、ステンレス鋼線生産は前年度比14%減の6万2千トンだった。自動車関連を中心とするボルト・ナット向けが落ち込んだ。 鋼種別ではニッケル系は同12%減の4万8千トン、クロム系は同21%減の1万4千トン。鋼種別比率でニッケル系は77%を占めた。 出荷量は同12%減の5万8千トン...