財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに１０月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、熱延コイルは域内市況が軟化へ転じ引き合いが弱まった欧州向けの増勢が一服した。一方、市況が高止まりしている米国向けホットは８カ月ぶりに３万トン台へ達した。（カッコ内は前年同月比）銑鉄・半製品　半製品輸出は２３万９千トン（６・１％増、うち合金鋼が３万６千ト...