日本鉄鋼連盟は14日、来年度(2022年度)の国内粗鋼生産量が21年度並みになるとの見通しを発表した。21年度は新型コロナからの経済回復に伴い、粗鋼生産量は9700万トン程度まで回復する見込み。22年度もこの水準が続く形だが、鉄鋼メーカーの実質生産能力が足元で年間1億トンを下回っていることもあり、コロナ前の水準には届かない見通しだ。