日本磨棒鋼工業組合(理事長・多田茂大一機工社長)がまとめた11月の磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線の生産実績は前年同月比1・4%増の8万2426トンだった。車向けが主力のCH鋼線が前年比では3カ月連続してマイナスとなり、自動車メーカーの挽回生産の遅れがCH鋼線の生産減に影響を及ぼした形だ。1~11月累計では前年同期比24・3%増の90万690...