全国ステンレス流通協会連合会がまとめた10月のステンレス鋼板販売・在庫統計によると、販売量は前年同月比1・1%減の11万5千トンで7カ月ぶりに減少した。ニッケル系冷延は堅調でニッケル系熱延もようやく復調したが、クロム系冷延が落ち込んだ。半導体不足、部品調達難で自動車、電機、ガス・石油器具など複数の需要分野で生産活動が制約を受けた影響が表れた...