日本銀行北九州支店がこのほど発表した11月の「北九州・京築地区の金融経済概況」によると、鉄鋼生産は高炉が「高めの水準となっている」とし、電炉は「緩やかに持ち直している」とした。高炉は6月から、電炉は8月から判断を据え置いた。 景気判断としては、「生産面における部品の供給制約の影響により、持ち直しの動きが一服している」とした。生産全体としても...