20年度の継目無(シームレス)鋼管生産量は、19年度比29・1%減の92万トンとなり、100万トンを割り込んだ。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動低迷で原油や天然ガス開発が落ち込み、油井管(OCTG)需要が激減。建機向けなどのメカニカル鋼管分野や配管関連の需要も低調だった。 生産シェアの順位に変動はなかった。トップシェアの日本製鉄は1...