日本チタン協会がまとめた2021年上半期(1~6月)の国内スポンジチタン生産量は、前年同期比44・2%減の1万6529トンだった。新型コロナ禍で大幅に減少した航空機向け需要の回復の遅れが主因。同期間としてマイナスは3年ぶりとなる。 1~6月の出荷量は、同27・2%減の1万8917トンと2年連続で減少した。全体の6割を占める輸出は同25・0%...