鉄スクラップは輸出価格との値差を背景に、下げ余地が残る展開。ベトナムの経済封鎖が解除されつつあるものの、同国ユーザーによる調達意欲が依然本格化していない。韓国向けの輸出も低迷したままだ。　足元の港湾価格は地区実勢高値を数千円下回っており、市中では先安観が根強い。自動車関連の生産が緩やかに回復。新断など加工由来の発生が増加傾向にある。　輸出が...