記者の目
夏場の月1万円ペースの値上げ局面からはやや落ち着いてきた感のある東京地区の溶接鋼管類。足元、各品種ともメーカーによる現行実施分の値上げ完全転嫁に向けて注力している。STK(一般構造用鋼管)を母材にする加工業者などでも母材高の製品価格への転嫁を進める。ただ「値上げ転嫁は対応せざるを得ないが、自動車生産が回復したときにモノがちゃんと入ってくるの...
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