日本鉄鋼連盟が22日発表した10月の国内粗鋼生産量は、前年同月比14・3%増の822万4千トンとなり、8カ月連続で前年同月実績を上回った。鋼材需要の回復を受け、高炉、電炉メーカーともに高水準の生産活動が続いている。10月実績は転炉鋼、電炉鋼とも2桁の増加となった。 1~10月の累計生産量は8036万トンで、前年の同じ時期に比べ17・5%増。...