三菱商事は、海外で展開する銅鉱山事業の拡充を進めている。来年央以降には40%の権益を持つペルー・ケジャベコ銅鉱山が生産を開始する見通しで、同社の持分生産量(純分ベース)は足元の20万トン超から30万トン台に上昇、銅業界におけるプレゼンスが一段と高まる。さらに既存鉱山の開発オプションや新規鉱山投資の検討などを通じて、電化社会の進展で急激な拡大が...