名古屋ステンレス流通協会がまとめた10月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、全体の在庫は前月比1・3%減の8957トンだった。3カ月連続で9千トン前後の小幅な動きとなり、品種ごとの増減にばらつきが見られた。 需要期に入り、ニッケル系品種の荷動きがさらに活発化。これまで伸び悩んでいた建材関連も、首都圏の物件向けを中心に引き合いが出始めてい...