ドイツの鉄鋼・機械メーカー、ティッセン・クルップ(TK)が18日に発表した2021年9月期通期決算は、最終損益が1億1500万ユーロの赤字(約150億円の赤字、前期は95億8500万ユーロの黒字)となり、エレベーター事業の売却で巨額の一過性利益があった前期から一転、2期ぶりに最終赤字へ転落した。下期は黒字へ浮上したものの上期の損失を埋め切れ...