2020年度の熱延コイル生産量(電磁鋼板用原板を除く)は前年度比15・9%減の3272万トンだった。新型コロナ禍に伴う需要減を受け、熱延コイルを手掛ける5社とも減産。リーマン・ショックの影響を受けた08年度実績(3756万トン)を下回る水準だった。 順位は前年度から変わっていない。首位の日本製鉄のシェアは53・8%。前年度を1・5ポイント下...