小形棒鋼の生産量は762万9千トンで前年度比5%減少した。前年度を下回ったのは2年連続。1970年度(795万3千トン)以来50年ぶりに800万トンを割り込み、69年度(703万4千トン)以来51年ぶりの低い生産量となった。コロナ禍による建設工事への影響は少なかったが、RC造(鉄筋コンクリート造)の着工低迷を背景に鉄筋用小棒の20年度内需が...