東邦チタニウムの山尾康二社長は11日の決算説明会で、「中核の金属チタン事業が実質的な営業赤字に陥っている」と述べ、厳しい収益環境に危機感を示した。 コスト削減など自助努力を徹底しつつ、国内外の顧客に対してさらなる販売価格の是正を求めていく方針を示した。 同社の2021年度上期の金属チタン事業の営業損益は2億2千万円の黒字。ただ実際には5億2...