全国コイルセンター工業組合がまとめた9月の流通調査によると出荷量は前月比5・8%増の111万9698トンとなり、3カ月ぶりに前月実績を上回った。実働日数増が主な要因とみられる。加えて9月は年度上期末に当たり期末締めの出荷が促進されることからも数量増となった。 ただ、自動車減産や店売り市場における〝夏枯れ〟状態の長期化などが影響し、コロナ前の...