日本伸銅協会は先月29日、同協会内で正副会長会見を開いた。自動車減産による伸銅業の影響が本格化し始める時期として、銅板条製品は「来年春」(石田徳和会長)、黄銅棒は「今年12月」(釣谷宏行副会長)との見方を示した。 石田会長は、自動車減産の影響は既に一部製品で顕在化しているとしつつ、「銅板条の主な仕向け先であるワイヤーハーネス向けは、問屋の在...