大同特殊鋼(社長・石黒武氏)は、メイン需要先となる自動車関連が半導体不足などで生産減となっていることや、鉄スクラップをはじめとする各種資材価格が予想を大幅に上回って高騰しているため、通期の利益見通しを下方修正し、28日発表した。特殊鋼鋼材の販売数量が前年を上回るなどで売上高は増えるとみるが、コストアップ分の価格転嫁が後追い状況になっており、...