電磁鋼板や特殊鋼需要の先行指標となる工作機械受注の拡大基調が続いている。日本工作機械工業会が21日に発表した9月の受注総額(確報)は前年同月比71・9%増の1446億円となり、2018年9月以来となる1400億円台に達した。前年比増は11カ月連続で、オンライン会見した稲葉善治会長(ファナック会長)は「濃淡はあるものの世界的に好調が続いている...