普通線材の輸入価格は高値圏の推移が続いている。東南アジアの線材ミルの対日オファー価格はトン830~840ドル(CFR)となっており、フレート(船賃)コストの上昇と円安の為替要因で成約ベースでは上昇する公算が大きい。国内の普通線材製品市況の押し上げ材料となりそうだ。