中国税関総署によると、9月の鋼板類の輸出量は前年同月比54・1%増の346万トンだった。8月からは冷延コイルや表面処理鋼板などで鋼材輸出の増値税還付が撤廃されたものの、前月からは2万トン減にとどまった。 冷延や亜鉛めっき鋼板は契約から出荷までリードタイムが長く、税負担は顧客側が負担する条件が付けられていたこともあり、撤廃後も既契約分の出荷が...