国際錫協会は、2021年における世界の精製錫需要が38万8千トンで前年比7・2%増となるとの見方を示した。巣ごもり需要に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響からの回復により、はんだ向けや銅合金関連の引き合いが強まる。需要家101社への調査で推定した。 同調査では20年の精製錫使用量が36万1900トンで同1・6%減と推定。うち、48%が...