鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は8日、鋼材需要の先行きについて「国内外ともに底堅い動きが続いている。半導体不足による自動車生産への影響、中国の電力制約など不透明材料はあるが、需給は引き締まった状態が続く」と語った。中国の動向やサプライチェーン混乱の影響については「注視していくことが必要」としつつ、今年度の国内需要量に関しては...