大同特殊鋼は10月契約分(12月出荷)から国内向けステンレス棒鋼・形鋼の販売価格を再値上げする。ニッケル系は10~20%、クロム系は10%値上げする。主原料のニッケル、クロムや添加合金のモリブデンの価格上昇に加え、エネルギーコスト、物流費、資材費など諸コストも上昇している。同社は積極的に原価低減活動を進めているが、コスト上昇は自助努力でカバ...