東京特殊電線(本社・東京都港区、社長・川口寛氏)は2022年度までをめどに、EV用電子部品向け耐熱電線の製造能力を5割増強する。自動車の電動化・運転自動化の進展に伴う需要拡大が見込まれることから、供給能力を増やす。主力生産拠点の上田事業所(長野県上田市)で製造ラインを増設する計画。市場の伸びを勘案しながら、追加投資も視野に入れる。