一般形鋼大手の大阪製鉄(社長・野村泰介氏)は27日、山形鋼・溝形鋼など一般形鋼の10月契約価格を前月比据え置きとすると発表した。5カ月ぶりの据え置きとなる。前月まで4カ月連続で値上げし、累計上げ幅は1万8千円となっていた。今回はこれまでの値上げ分の市中への浸透を見極めていく。 需要動向について、建築分野は大型物件がけん引し、前年を上回る状況...