東京製鉄は14日、10月契約の鋼材販売価格を全品種で据え置くと発表した。全面据え置きは3月契約以来7カ月ぶり。海外はコロナ禍の再拡大でアジア市況が調整安の展開。国内では大型案件の新規着工は多いが、一部建材の品薄で中小規模の工事に進ちょく遅れが出ている。鋼板類は在庫が依然低水準だが、自動車の減産による影響が先行き不透明要因。これまでの値上げの...