亜鉛の国内価格で3年3カ月ぶりの高値圏入りが目前に迫っている。主原料として取り扱う溶融亜鉛めっき加工メーカーでは総じて需要回復が道半ばにあり、一段と採算が厳しさを増すのは必至。各社とも事業の継続に向けた新たな販売価格の形成が急務になっている。