ニッケル系ステンレス薄板(冷延鋼板)の店売り内需の回復状況は地域や需要先により異なるが、全体的には19年度並みの需要量に戻り、現状不調の建材関係も下期に復調が期待できそうだ。 国内メーカーはこれ以上生産を増やせず、輸入材が下期から減少し、需給はタイト化するだろう。メーカーの値上げ分は今後も転嫁していかざるを得ない。 ウッドショックなどで梱包...