磨棒鋼メーカーの値上げアナウンスが始まっているが、いまだ様子見姿勢のメーカーも。今回の値上げはトン2万5千円以上と大幅で、我々流通としても転嫁せざるを得ない。先行指標となる黒皮の構造用炭素鋼(SC材)に注視したいところだが、まだ上昇機運に乏しい。春先の値上げも黒皮材の値上げが一巡してから磨棒鋼も上昇した。 荷動きはコロナで落ち込んだ前年水準...