LME(ロンドン金属取引所)の非鉄金属価格が弱含みで推移している。新型コロナ感染の拡大懸念や米国のテーパリング(量的緩和縮小)早期開始観測でリスクオフムードが高まっていることが要因だ。銅価格は先週までに9千ドルを割り込み、4カ月ぶりの安値水準まで下落。亜鉛やニッケルなども月初に比べ軒並み値を下げている▼だが「需給の観点から考えれば高すぎる」...