2020年度の地域別鋼材内需動向を見ると、関東・東海地域では9月以降に前の年度比増加に転じたが、東北・四国・九州地域では年度を通じて前の年度比で減少傾向が続いた。また、用途別を見ると、総じて前年度比減少傾向で推移したものの、建設向けが全体の約8割を占める北海道は唯一、前の年度を上回る結果となった。ここでは、日本鉄鋼連盟が作成した資料の中で、...