日本電線工業会は2021暦年上期(1~6月)の銅電線出荷統計をまとめた。各分野の合計量は31万4090トンで前年同期比0・2%増。主力の建設・電販などが前年割れとなったものの、自動車や電機機械向けが新型コロナ影響で厳しかった前年上期から順調に回復したことなどがけん引。暦年上期の出荷水準としては2年ぶりのプラスとなった。 分野別の動向は通信向...