インド高炉大手のタタ製鉄は2025年までに電炉を新設する方針を明らかにした。これまで印国内では高炉増設と買収で能力拡大を進めてきたが、世界的なカーボンニュートラルの流れを受け、電炉を増強策の選択肢に加える形になる。 タタの印国内の年産能力は20年時点で1960万トン。25年には2500万トン、30年には4千万トンへ拡大する長期構想を定めた。...