巻線メーカーの礎電線(本社・埼玉県吉川市、社長・田中友則氏)は2021年度の販売量を前年度比15%増となる月間約90トンを目指す。主力の産業用モータ関連や情報機器関連をはじめとして需要が全般的に好調なほか、業界で進んでいる生産品種絞り込みの動きも多品種少量を得意とする同社の受注増につながっている。今期目標である月間90トンは直近20年間で最...