鋳物メーカーの木村銅合金(本社・埼玉県川口市、社長・木村康義氏)は2021年度内をめどに小型溶解炉や蛍光エックス線分析装置を導入する。製造が難しい電力関連やバルブ関連の少量多品種品の需要取り込みにより、収益力を強化することが狙い。現在、同社の主力分野は産業機器向けなどの機械部品関連。現行分野を重視しつつ収益の新たな柱を創出するため、一昨年か...