沖電気工業子会社の機器用電線大手メーカーである沖電線(本社・川崎市中原区、社長・山口英雄氏)は、7月から電線の全製品を対象とした価格改定を進める。電線の材料として使用する銅や樹脂の価格が値上がりしており、すでに深刻な水準で収益を圧迫している。現在までに採算割れする製品も出始めている状況で、「自助努力だけで資材価格高騰などに対応するのは難しい」...