日本重化学工業の21年3月期の単独経常利益は12億8300万円となり、前期比で21%増加した。主力の合金鉄の販売減などで売上高は12%減の193億7400万円にとどまったが、機能材料事業が堅調だったほか、コスト削減の徹底などが寄与し、増益となった。最終損益は一部設備の稼働停止に伴う減損損失計上などで1億6800万円(前期比3・7%増)にとど...