――前期の総括から。 「国内ではコロナ禍の影響で販売が落ち込んだので、リーマンショック以来となる雇用調整金を申請せざるを得なくなった。今でもまだ少しその影響は残っている。年間を通じて単月赤字はなかったが、生産量の落ち込みは大きかった。下期からは回復に転じたが、トータルで販売量は10%ほど減少した。海外はメキシコやインドでのロックダウンがあり、...