関東地区の薄板建材市場は、品種間で需給の様相が異なる。亜鉛めっき鋼板(GI)やガルバリウム鋼板(GL)といった生地材、カラー鋼板では厚番手の品薄化が一段と進行する一方で、住宅向けが主力のカラーの薄番手は木材不足で荷動きが鈍く、与信リスクへの警戒感も強まっている。