メーカー販価の急上昇にともなって、流通加工業での価格転嫁も急ピッチだが、先月下旬からトン1万円を超す大幅な販価改定に乗り出した影響で、旧価格と新価格の取引が市場には入り交じり、「どのあたりが中心価格なのか」という市況の見定めが事実上困難な状況が関係者を困惑させている。旧価格が「安値商い」と取られて誤解や混乱が生じ、需要家にもさまざまな声が上が...