愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は2日、水素社会の到来を見据えたステンレス鋼の開発を加速するため、高圧水素ガス環境での試験評価体制を確立した、と発表した。同社の関工場(岐阜県関市)内に、世界初となる90メガパスカルの高圧水素ガス環境における回転曲げ疲労試験装置を自社開発し、試験評価を開始した。投資金額は4億5千万円。これにより疲労試験時間を従来...