三菱製鋼の21年3月期連結決算は売上高978億400万円で前期比16・5%減、経常赤字55億900万円(前期は2億5900万円の赤字)、最終赤字55億2800万円(同140億7千万円の赤字)で無配継続。 固定費削減や海外拠点の改善効果はあったが、売上数量減や室蘭の高炉改修に伴う一過性費用増加などで損益は悪化した。 事業別営業損益は特殊鋼鋼材...