住友金属鉱山が出資するチリのシエラゴルダ銅鉱山が、2021年度に年間ベースでは初めて黒字になる見通しとなった。銅価格の上昇と増産効果が寄与する。21年度の生産量は給鉱品位の上昇と、既存ラインの一部増強によって操業度を上げる「デボトルネッキングプロジェクト」の施策効果で前年比20・8%増の18万トンを見込んでいる。 同鉱山の生産量は、19年度...